早期離職白書について

新卒入社後3年以内に退職した早期離職者への対面インタビューとアンケートの結果をまとめたデータ集が『早期離職白書』です。

厚生労働省が発表したデータをもとにした早期離職の実態や、インタビューでわかった会社を辞めた若者の生の声を掲載しています。また、早期離職に対して企業が何をすべきなのかについてもご紹介しています。
2013年以降、3年に一度発行し、現在までに『早期離職白書2013』、『早期離職白書2016』、『早期離職白書2019』『早期離職白書2022』と計4回発行しています。

早期離職白書2022の目次

はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

第1章 早期離職の現状
1.データで見る早期離職・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(1)早期離職率の推移
(2)産業別の早期離職率
(3)従業員規模別の早期離職率

第2章 早期離職者実態調査
調査概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
1.調査結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(1)退職理由(「きっかけ」と「決め手」)
(2)ネガティブ離職とポジティブ離職の割合
(3)退職企業に対する満足度(中分類比較)
(4)早期離職者後の年収変化
コラム 部下のキャリアを一緒に考えてみませんか・・・・・・・・17
2.早期離職者インタビューファイル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19

第3章 カイラボが考える早期離職対策
1.早期離職の三大要因・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
2.離職要因の傾向を知るナインボックス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
3.早期離職対策案を考えるための5つの視点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
4.早期離職対策を実現するための7つのステップ・・・・・・・・・・・・・・・70
おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78

無料のダイジェスト版もご覧いただけます。

『早期離職白書ダイジェスト版』はPDFファイルでのご提供となります。ダウンロードご希望の方は以下のボタンをクリックしてください。

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対面インタビューだからこそわかる早期離職者の生の声

早期離職に関するアンケートデータは数多くあります。
また、SNSを読めば早期離職を経験した方々の意見を多く見ることができます。
しかしながら、早期離職者の就職から退職後までの行動と気持ちの変化を深掘りし、言葉の奥に隠れた真意を伝える情報は多くありません。

早期離職白書では早期離職者一人ひとりに対して1時間以上の時間をかけて丁寧にインタビューを行っています。
インタビューを通じて、早期離職者本人もそれまでうまく整理できていなかった感情を思い出し、入社から辞めるまでのリアルな心情の動きに迫ることができます。
表面的な「給料」「福利厚生」「人間関係」というよくある辞める理由ではなく、その言葉の裏に隠れた本当の意味も見えてきます。

多くの方に早期離職白書を読んでいただくことで、早期離職に関する誤解を解くとともに、早期離職の実態を知っていただき会社の状況に応じた正しい対策が可能になると考えます。

『早期離職白書2019』読者の感想

大変興味深く拝読しました。
特に、動機づけ要因と衛生要因による企業のタイプ分類(図15)は
一般の企業の方にも非常にわかりやすい図式だと思いました。
また、ネガティブ離職につながる3大要因である「存在承認、成長実感、成長予感」を
「存在承認、貢献実感、成長予感」に発展して考察されている点、非常に納得できました。

(青山学院大学 経営学部 教授 山本 寛)

3年以内の離職率は、余り変化していないと考えておりましたが、従業員数毎の離職率については把握できていなかったので驚きました。

また、入社後の計画的な教育体制の構築と管理監督者への教育については、大変に参考になりました。

(専門商社 人事担当者)