憧れだった会社への第二新卒での就職が決まり退職　2018年卒　アパレル → アミューズメント

大学1年からディズニーシーでのバイトを4年間やっていました。ショップでの販売の仕事だったのですが、最後の方はフロアのリーダーのようなことも任せてもらい、人員配置の調整などをすることもありました。

ディズニーでアルバイトをしようと思ったきっかけは、小さい頃に親と一緒にディズニーに来た時に「将来ここで働きたい」と言っていたらしく、高校生の頃に親から「昔こんなこと言っていたよね」と言われていて、その影響もありました。

大学では一度サークルに入ったものの、あまり楽しくなくてすぐに辞めてしまいました。周囲の人に無理やり合わせる風潮があったのが、自分には合いませんでした。

人に感動を与えられるような仕事をしたいという思いが就活の軸でした。
なので最初はディズニー（オリエンタルランド）やエンタメ関係などを見ていました。オリエンタルランドは受けたのですがダメでした。他にも旅行会社やまったく違う業界ですがリクルートなども受けていました。

そのあと、色々と考えていくとエンタメのような非日常の世界だけでなく、日常使う商品の小売りや販売にも興味が湧いてきて、その中でも有名だった大手G社を受けました。小売業で受けたのはその会社だけだったのですが、最終的にはG社に入社を決めました。

内定式の翌日と1月にそれぞれ1日の研修がありました。内容は会社の経営理念の理解のようなものでした。
接客に関する研修は入社前には特にありませんでした。同期は80〜90人くらい。グローバル展開もしている企業なので外国籍の同期も数名いました。

入社後1週間くらいは集合研修をうけましたが、それ以降は基本的には店舗に入って学ぶという形式でした。
基本は店舗で仕事を覚えるという形でしたが、1年目の社員は2か月に1回本社に集まっての研修がありました。

店舗でも本社での研修でも共通しているのは、1年目の社員であっても「全員が経営者」という意識を持つように人材育成がおこなわれている点です。
研修の内容は、ある店舗の売上を上げるためにあなたはどうしますか？といった内容に対して、具体的な店舗の数字を使って研修を行いました。

店舗での教育は基本的に店長が教えてくれますが、他にも仕事を教えてくれる人はいました。ただ、基本は自分で考えるというのが会社の方針でした。

店舗配属になった初日から店舗の売上数字を見て、店長と一緒にどうすれば店舗の売上が上がるのかを考えていました。とにかく毎日数字を見ながら、どうすれば売上があがるのかを考えて試行錯誤する日々です。

会社としては入社後の1年間は研修生という扱いでしたが、1年目からわりと色々な仕事を任せてもらえました。

入社した当初の想いとしては、小売りを通して人々に感動を与えられるんじゃないか？と思っていたのですが、どうしても「自分たちが売りたいものをどう売るか」を考える仕事だったので、もっと本当に人の心に寄り添うことがしたいなと思いました。

直感的に思ったのが学生時代にアルバイトをしていたテーマパークの業界でした。
第二新卒の枠での募集があったので、入社1年後くらいのタイミングで応募しました。絶対に会社を辞めたいというよりも、自分の中でステップアップするために転職をしてみたいという感覚だったので、応募企業も1社に絞って転職活動をしていました。

第二新卒という扱いなので、基本的には他の新卒採用の学生の人たちと同じステップで進みました。グループディスカッションも新卒の方々と一緒でしたが、就活のときにも経験があったので、自分の成長を知ることができるいい機会でした。

面接が3〜4回くらいあり、2か月くらいで内定が出ました。新卒と同じように入社は翌年の4月です。なので、内定してからも年末までは会社に勤めていました。

年末で会社を退職し、その後は2か月間アメリカへ語学留学をしていました。同期は100名以上いますが、私と同じように第二新卒として入社したのは数名です。それでも、毎年何名かは第二新卒での入社はいるので珍しいわけではないと思います。

今は研修生という立場ですが、テーマパーク内でのショップの仕事を担当しています。
前職も小売りだったので仕事内容は似ているのですが、組織の文化が違うので考え方も違っているなと感じます。前職はとにかく売上をあげることを目指していて、社員もそのために一致団結していました。今は売上も大切ですが、お客様に喜んでもらうことも重視しています。

前職での仕事の経験も活かして、今の会社に貢献していきたいです。

例えば、前職では部署や立場に関係なく会社のためになると思ったことは言える文化でしたし、どんな立場でも発言が求められていました。
一方で今の会社はお客様の満足を大切にしようという想いはみんなもっているものの、部署間の壁を感じることがあります。そういう壁がなくなればお客様へもっと感動を提供できると思っています。

将来的なことはまだ決まっていませんが、今はとにかくこの会社を良い会社にしていきたいです！