過去のメルマガでお伝えしたコラムの内容を掲載させていただいております。

 

【メンタルヘルスと3年以内離職の関係性】

早期離職者の中で「ネガティブ退職」と「ポジティブ退職」があることは以前のメルマガでもお伝えした通りです。
私のインタビューでは約7割がネガティブ退職でしたが、
ネガティブ退職者のうち約2割がうつ病などを発症しての退職でした。

つまり、早期離職者のうち約15%弱がうつ病などになっているということになります。
うつ病患者は増えているといわれていますが、それでも20人に1人、人口の5%の病気といわれています。
ですから、早期離職者におけるうつ病発症率は、日本全体の平均よりも高い可能性が考えられるのです。

3年以内で辞めることが良いことなのか、悪いことなのかというのは一概に判断はできません。
ただし、うつ病になるほど追いつめられる職場が良い職場だとは、私には思えません。
会社のリスク管理という観点からも、社員がうつ病になることを歓迎する人はまずいないでしょう。

このように、早期離職とメンタルヘルスには深い関係があるため、
カイラボでは早期離職対策とメンタルヘルスと対策の2つのサービスを提供しています。

しかし、多くの企業では、早期離職とメンタルヘルスについて似た領域という認識はあっても、
同じ重要度で取り組むべきと考え、予算や時間を確保しての十分な対策はできていません。

どちらか片方ではなく、両方視点から対策を考えてみることが重要です。

 

 

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