早期離職を考える時の注意点について、あるメディアから取材を受けました。
先方のライターの方の「最近、若いの3年以内の離職率が高まっていて、早期離職自体が特別なものじゃなくなってきていると思うのですが。。。」という言葉を「そんなことないですよ」と否定することから取材がスタート。やっぱり早期離職についてはまだまだ事実よりも思い込みの印象が先行してしまっているんだぁなと実感させられました。
インタビューの内容は4月中には記事なると思いますので、私が話した内容については記事をお楽しみに。
今回インタビューを受けて感じたのは、早期離職に関しては「良いか悪いか」という二元論で語る人があまりにも多すぎるなということ。例えば、一流大学卒で日本の大企業を3年以内で辞めてマッ〇ンゼーに就職みたいな人は「若者は早く辞めてもいい」と言っているし、一方で、自身に3年以内の退職経験がない人は「辞めない方がいい。3年じゃ仕事の力は身につかない」という人が多い気がします。
どちらが正しいとかどちらが間違っているというわけではなくて、どちらのケースもあるというだけのこと。
大事なのは、様々なケースがあるけれど、自分と全く同じというケースはないのを知ることです。そして、最後は自分で決断し、決断には自分で責任を負うこと。これができれば、3年以内で辞めても、今の仕事を続けても、どちらでもいいと私は思っています。
早期離職と関連して、3月25日にSchooで授業を担当します。今回のテーマは「新入社員に告ぐ、こんなときはさっさと会社を辞めなさい」。
早期離職の専門家でありながら敢えて「さっさと辞めろ」と言いたくなる時についてお伝えします。当日はチャットを通じて質問等もお受けしますので、是非ご覧ください。
新入社員に告ぐ、こんなときはさっさと会社を辞めなさい
https://schoo.jp/class/1972