情動感染とは?上司に必要な3つのご機嫌力

編集部

上司の機嫌について「いつも怒ってばかりで職場の雰囲気が悪い」といった経験はありませんか?

これは「情動感染」という言葉で説明できます。

そしてこの「情動感染」と併せて重要なのが「上司に必要な3つのご機嫌力」です。

そして、これらを理解する事により今後の職場環境について、考えるきっかけにもなると思います。

今回は「情動感染」「上司に必要な3つのご機嫌力」について解説しています。

こちらの記事はYouTubeにて動画解説もしております。ぜひ参考にしてみてください。

情動感染とは何か

情動感染とは簡単に言うと「他者の感情が周囲の人の感情にも伝わっていくこと」を意味します。

例えば

「子供の笑顔を見ると優しい気持ちになる」                                「怒っている人を見ると自分も嫌な気持ちや不快な気持ちになる」

この様に、ポジティブ・ネガティブ関係なく「他人の感情が自分に伝染する」といったことは、皆さんも一度は経験があるかと思います。

しかし、この「情動感染」はポジティブなものなら良いのですが、ネガティブなものは少し厄介です。

なぜなら「他者が何かしらのネガティブな感情を、言葉や非言語的態度で強く表現していると、自身も同様の感情を持ってしまう可能性が高い」と言わており、それによって「脳のパフォーマンスが悪影響を受けてしまう」ことが研究で分かっているからです。

上司の機嫌で職場の雰囲気は変わる

冒頭の「上司がいつも怒ってばかりで職場の雰囲気が悪い」というのも情動感染の一つです。

上司の機嫌が悪いと、その同僚や配下の人たちに「情動感染」し結果、職場全体の雰囲気が悪くなるということです。

逆に言うと、上司がご機嫌だったり、明るかったりすると「情動感染」によって、職場の雰囲気も明るく良い雰囲気になることがあります。

雰囲気の悪い職場、上司が常に機嫌の悪い職場で働きたいと思う方はいるのでしょうか。

大半の方は、雰囲気の良い職場で働きたいですし、仕事がしやすいと思います。

そのため「上司の機嫌」というのは職場の雰囲気において大変重要です

ではどうしたらいいのか? 次の章でお伝えします。

上司に求められる3つのご機嫌力

職場には様々な立場がありますが、ここでは「上司」という立場に絞ってお話したいと思います。

上司には「3つのご機嫌力」が求められていると考えます。

  • 自分の機嫌をコントロールする力
  • 自分のご機嫌さを表現し伝える力
  • 他人の機嫌に影響されない力

この3つです。

それぞれについて解説していきます。

自分の機嫌をコントロールする力

生きていれば誰しも「嫌な事・悲しい事・怒り」など、負の感情になることが多々あります。

そんな時、負の感情を職場の中で出してしまうと「情動感染」の始まりです。

これは出来れば避けたいですよね。

そうならないために、負の感情を自分の中で上手に消化し、コントロールする力が重要となってきます。

簡単にいうと「自分の機嫌は自分でとる」ということです。

それには自分の機嫌を上手にコントロールする力が大切となります。

自分のご機嫌さを表現し伝える力

たとえば、「怖くないのに怖がられたり、怒ってないのに怒ってる」と思われたり、言われたりした経験のある方もいらっしゃると思います。

自分はそんなつもりじゃなくても、相手にそう思われてしまうのであれば、自ら「自分は怖くないですよ」「怒ってないですよ」と表現し伝えることも大切だと考えます。

方法は様々です。

例えば、対面であれば身振り手振りで表現したり、「ありがとう」など感謝の気持ちを伝えたりする、などがあります。

リモートワークなどの場面が増えてきている昨今は、特に需要なスキルです。

他にも、感情が伝わりにくいメールなどの文章では、終わりを「。」ではなく「!」にしたりなど、冷たい印象を持たれがちな文章に動きを付けてみたりするのも方法の一つです。

他の人の機嫌に影響されない力

言い換えれば「情動感染」に強くなるということです。

自ら「情動感染の発信者」にならない事はもちろんですが、「他者からの情動感染」にも影響されない力を持つことが必要だと考えます。

まとめ

ここまで「情動感染」と併せて「上司に求められる3つのご機嫌力」についてお伝えしてきました。

職場の上司、いわゆるリーダーや管理職の方たちの感情は、職場の雰囲気への影響が大きいとされており、その対策として「3つのご機嫌力」は管理職の重要スキルだと考えています。

まずは自身が「情動感染」の元とならぬよう、「上司に求められる3つのご機嫌力」を実践してみてください。